Horizont | |
Artel | 2006/1/27 |
企画・シナリオ:みのだいすけ | 原画:ちょちょ |
マシンデバイスというロボットをウリにしたロボットモノのAVG。 シナリオの設定が凝っていますが、ロボットアニメの設定を幾つか繋ぎ合わせてほぼそのまま流用しています。固有名詞が多く、ある程度シナリオ背景を把握しておかないと理解できません。そのため、プレイ開始直後で弱冠敷居が高く感じます。シナリオは開始直後はシナリオの背景が綴られ、その後は日常会話のパートが続きます。シナリオが動き出すのは中盤からで、そのままの勢いでラストに向かいます。 |
絵は、あまり魅力を感じない絵です。キャラは全員丸顔という感じで、各キャラの顔に大きな違いがありません。もう少し、描き分ける画力が欲しいところです。 システム面はインターフェイスが粗悪品です。エフェクトが切れません。そして、最初からフルスクリーンでプレイすることが前提で作られたインターフェイスになっています。また、既読判定がありません。 ボイスは、主人公含むフルボイス仕様です。しかし、上手い人と下手な人の差が大きく聞こえます。下手な人は素人っぽいとう印象を受けます。 |
プレイした印象は、かなりイマイチな出来です。 全体的に拙い出来という感じで、ゲームの世界観に全く惹かれませんし、溶け込めもしません。テキストもダラダラ読んでいる作業をしているだけという印象を受けます。課題としては、シナリオの方向性を明確にし、そしてその最終的な方向に向かってシナリオを展開させるライターの描写力が必要です。あとは、シナリオにオリジナリティが必要。あからさまにガンダムの設定を弄っただけのシナリオ設定で、ライターもどこまでが自分が設定したオリジナル部分なのか把握してない…というような印象を受けます。そもそも、海賊と名を打っている割には海賊行為がなく、ひたすらガンダムの設定に持っていくシナリオライターの意図が見えません。私には序盤と最終的なシナリオの方向性がバラバラに見えました。 |
2006/02/14 |
”HORIZONT”を始めました。やりかけのゲームが色々残っていることは気にしない方向で。 まだまだ序盤ですが、飽きました。 かなりヤル気が失せています。 やっぱ、こういった作品はエロゲでは無理。エンディングまで行ってないけど、もう予測つくよ。この程度だと。 もっと 「作り込んでます!!」 …という意気込みが欲しいね。今のままだと単にライターの自己満足の世界に付き合わせられているだけという感じ。文章がオ○ニーとは言うつもりはないけど、世界観の器が小さ過ぎます。アニメを模倣するのは一向に構わないけど、模倣するなら模倣するで、もっと学ぶところはあると思うけどなぁ…… ということで、明日には違うゲームを始めているかも(大汗 |
2006/02/16 Horizont |
”Horizont”終了。そして酷評レビューをupしました。 ムービーがウリのゲームでした。ゲーム内容は皆無で、単にガンダムの設定を オープニングの世界観の説明で、ガンダムネタか…と思いつつプレイしましたが、途中で尋常じゃない主人公の操縦テクニックをエスパーと評したところはね……機動戦士ガンダムそのままやん…。まぁ、それをニュータイプと呼んでるけど小説の方は確か…ニュータイプとエスパーという言葉の比較が多々あったはずだし、ニュータイプと呼んでいる部分もあったけどエスパーと称している部分もあったと思う。ただ、”Horizont”は別に強化人間と露骨なまでのZガンダム語録を出してくるからなぁ…… 序盤の展開から苦しみました。勿論理解するのに。 というのも、ティーという少女を主人公が拾う場面がどうしても理解できませんね…… 最初は、コクピットに乗ってた主人公なんだけど、地上を歩いている少女を発見して…その直後には少女に話しかけているという始末。ましてやいつの間にか連れ去って一緒の戦艦に乗ってるし… つーか、常識的に話を進めて下さい と、お願いしたいです。 第一に少女を発見して主人公は何を思ったのでしょう? 第二に、なぜ少女を一緒に同乗させたの? という疑問が残ります。 それ以前に主人公はいつコクピットから降りたのかがわかりません。最初は、主人公と別人の変態が話しかけてるのかと思いましたよ(笑 だからシナリオは表現描写がなくプロットさせただけ……と本気で思います。こういった疑問は作中の至る所にあるので呆れてしまいます。 |