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企画:S.M.L、開発:Flying Shine | 2006/2/3 |
シナリオ監修:桑島由一 | |
シナリオ:Team N.G.X | 原画:川原誠 |
クリスマスの翌日にアメリカに渡ることになった主人公。それまでに恋人を作る……という話。 シナリオは、タイムスリップ系の構成で、アメリカに渡る前に悔いが残っていると、1週間前に戻ってしまうというシナリオ展開になります。 |
絵は、好みの分かれる絵です。塗りは弱冠微妙ですが、まだ美麗と思えるレベル。絵自体は構図の取り方がひじょうに上手い。しかし、イベントCGの表示は作品全体を通してみれば少なく感じます。また、イベントCGの挿入できそうな箇所は幾つかあるものの、そういった部分にCGがなかったりします。 システム面はほとんど、問題を感じません。快適にプレイできました。 ボイスは主人公以外のフルボイスという仕様。 |
プレイした印象は、普通〜良作の普通寄りの出来です。 開発がFlying Shineということもあってか、最低限のものは提供してくれたという印象です。特にタイムスリップ系の話ということで時間軸を如何にプレイヤーに伝えるかということが難しいのですが、そういった部分が上手くクリアできていたことが大きいです。不満点はもう少し立ち絵で変化が欲しかったこと。あとは、1枚絵のイベント絵をもう少し表示してくれてもよいように思います。 |
2006/02/11 |
”Re:”をプレイ中です。 SMLのOHPには、Flying Shineのことが書かれているようには見えなかったので…全然関与してないのかと思ったけどね。 実際プレイし始めたらシステムがそのままFlying Shineのシステムだった。 それで急いでパケを確認すると…企画SML、開発Flying Shineだったね(苦笑 何だか安心した。 まだ序盤ですが、サブキャラ(男)の作りは悪くないと思います。しかし、ジョーのボイスは籠って聞こえるのでNG。声優が下手なんでしょうか? あとは、立ち絵の変化が乏しい…サブキャラ(男)は1パターンの表情違い…っぽい。 まぁ、オープニングは結構つかみはOKという感じで作品に入り易い。ライターがTeam NGXということはあまり気にしなくても良いかも。 |
2006/02/12 Re: |
オイオイ…この内容はマズーだ… やはりTeam NGXなんだなぁ〜〜って思ってしまった。 序盤は掴みはOK…と思ったけど… 段々内容が薄くなっていく…。中盤ぐらいになると中ダルミ。正直、飽きた。テンポはいいんだけど、パターンが同じなんで飽きます。物凄い中途半端です。 瀬戸口廉也氏がシナリオを書かなかった要素というのが大き過ぎる…。ってか何で、瀬戸口廉也氏がシナリオ書かないの? ”kissing!!”を書いたフロギストン氏でもかなりマシだったけどなぁーー。まだ”Kissing!!”の方が笑えたし。”Re:”も笑いの方向に持っていこうと必死だけど…笑えない…… |
タイムスリップした後も、ちょっと…… まぁまぁ笑える部分もありますけど、下ネタだけだね。下手な鉄砲数打ちゃぁ当たる…ってか。 全体的にコミカルな感じだけど、ギャグには成り切れないというか。これがライターの力量の差か。桑島氏は原案だけだろうからね。 主人公の性格付けは良い感じには思います。お調子者というか…… 妄想シーンはお約束過ぎて面白味がない。けど、すぐに妄想シーンとか回想シーンとか…一目でわかるようにしてるのは良いね。何気ないけど、これが出来ていないゲーム制作会社は多いよ。昨日プレイしたハイクオソフトがそうだったし。 肝心のゲーム内容はというと…まぁまぁ検討した方かなと思う。でも、良作までは行かない。 個人的にタイムスリップということを上手く利用したシナリオ展開には見えません。表面上タイムスリップということのような気がしました。 まぁ確かに過去の事象を避けるようにしないとダメだという展開に持ってきてはいますが、何かしら決定力に欠けるというか……。根本的に主人公に都合が良過ぎる展開なんですよね。 それでも、ラストはオチを付けたのは良いですね。 現時点での評価は6点ぐらいかな。まぁ、普通の出来という感じ。ある程度の面白さはあるけど決定力不足。タイムスリップが題材になってるんだから、もっと何かしら工夫が出来ると思う。最低限のものは提供してくれたとは思うけど、それ以上のものが感じない。 ちなみに、小森夏生のルートと石井美優のルートの展開が同じなのはダメかと。単に攻略キャラが増えただけ…… 期待してた作品だけに残念です。 |