サブマシンの死亡により、サブマシンを一新することにしました。 現状のAMD Athlonのラインナップを見ると 「Athlon64」 「Athlon64 ×2」 「Athlon FX」 「Athlon ×2 BE」 の5種存在します。 Athlonシリーズ以外にも、低電力コアの位置づけとしてTurion64 ×2、Geodeなどがありますが、 Athlonに関しては一時期発売された45W低電力コア(Athlon64 3800+、シングルコアの低電力バージョン。値段が異常に高かった)を除いて軒並み65Wオーバーの消費電力がありました。 そして、AthlonのBEシリーズは、消費電力45Wでデュアルコアというのが売りです。 今回のサブマシンは「BE」シリーズで組み、その性能を堪能しようと思います。 |
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HD bench ver3.30 1280×1024、32bit CPUはデュアルコアのためか、かなりの高い数値。 以前のサブマシンに使っていたAthlon64 3000+とは比べ物にはならない。 BE-2350はAthlon64 3800+クラスよりも下ということだが、 HD benchだとデュアルコアであればかなりの高数値を叩くので、 シングルコアのAthlon64と比べるのは酷だ。 メインで使っているAthlon64 ×2 4600+よりかは低い数値であるが、 1万円程度の出費で低電力とうことを考慮すれば、かなりお買い得なCPUであることには間違いないだろう。 メモリの数値は正常にデュアルチャンネル動作をしていることを示していることがわかる。 更にDDR400と比べるとDDR800は、そのまま2倍の数値を叩くという明確さが良い 問題はVGAで、この数値はやはりオンボードクラスといったところか。 GeForceであれば、WindowsXPなのでGeForce3以下の数値だ。 領域を1024×768、16bitに変更してみた。 ぐっ… ほとんど変わらねぇ…… ゲームをプレイするには、オンボードVGAはかなり辛い動作だ。 特にフレームレートにおいて正常な値を叩いていないのが最大のネックになるところ つまりゲームをプレイするマシンにするにはグラフィックボードは必要になるだろう。 Super π ver1.10 ほとんどCPU依存のベンチだが、104万桁を余裕で1分切る。 この辺のスコアは、Athlon3500+(シングルコア)以上のスコア値。 ただし、3800+以下かどうかは不明。 3D Mark 2001SE やはり、グラフィック機能の能力としてはGeForce2 GTS〜GeForce3Ti200レベルといったところ。 この程度のベンチマークツールであれば、さほど気にはならないレベルだ 3D Mark 2003 全然歯が立たない。 フレームレートは10以下で、コマ落ちした動画を見てるだけ…… CPUの能力テストだけマトモだった 3D Mark 2005 こちらは静止画を再生してるだけだった。 一応、完走はするんだけどね… Crystal Mark2004 HD benchと測定の仕方が似ているのか、CPUの値はデュアルコアのため、軒並み物凄い値に。 メモリもデュアルチャンネル動作のDDR800のスコア値。 VGA関係は、かなり低レベルなスコアだ。 はちベンチ このベンチマーク、どうもCPUの能力がかなり左右されるようですね。 GeForce2〜3並みの描写力でも9000の値を超えました。 |
総括 デュアルコア、低電力、低コストとなれば断然、「Athlon ×2 BE-2350」は強い。 今回、グラフィック機能をマザーのオンボードに頼ったが、 グラフィックボードさえ選べば解決してしまうレベルである。 CPUの能力としては申し分ない。 現在、メインのマシンではAthlon64 ×2 4600+(65W消費)を使っているが、 体感速度はこのマシンと大して変わらない。 「Athlon ×2 BE-2350」の最大の魅力はSocketAM2のデュアルコアでありながら、消費電力45Wということ。 SocketAM2の選択は、Turion64のデュアルコアではできない。 ちなみに35W消費のSempronはSocketAM2には対応できるが、FSBはHT800でシングルコアである。 つまり、消費電力を極力抑えた能力の高いCPUの選択としては充分だろう。 現在Athlonは6400+までの番手はあるが、 6000+と6400+が125W消費 100W以下(89W)で5600+である。 勿論、PC全体の総消費電力量からいうと僅かかもしれないが、僅かな出費で能力の高いマシンを手に入れたい人には選択の一つにはなると思われる。 |