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I/O revisionU

ブランド:アスガルド

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フラグデータ
正史年表


◆I/O 正史年表◆
1946年 ジョン・フォン・ノイマンによって『ノイマン型コンピュータ』が提案される。
以降この方式のコンピュータは、数十年に渡ってメインストリームとなる。
1950年〜60年頃 アメリカ/ケンブリッジのMIT(マサチューセッツ工科大学)に『最初のハッカー』たちが誕生する。
1969年 米国防総省の高等研究計画局(ARPA)がコンピュータネットワークを導入。『ARPAnet』と呼ばれる。
各地に分散したコンピュータ同士をTCP/IPで相互接続するという形態はのちのインターネットの原型となる。
1991年 新宿の東京都庁舎の地表50m下に、要事の際のシェルターとして、幻の地下4階が建造される。(公式記録には残されず、その存在は一般には知られていない)
日本国内において『不正アクセス禁止法(不正アクセス行為の禁止等に関する法律)』成立。
2000年
 02月
『不正アクセス禁止法』施行。
2006年 《エクサーク》社が情報テクノロジーの分野で急成長を遂げ、合併と買収を繰り返しながら不気味に大きく膨れあがっていく。
2009年
 07月14日
出雲司誕生。
 10月09日 天音弥生誕生。
2010年 この年を境に、IC(イマジナリ・チルドレン)の出生率が加速度的に急増。
地震予測技術の向上により、大地震なら数日前に予測出来るようになる。
地上波・衛星・CATV等、各放送共にデジタル化が完了。デジタル化の普及率が85%に到達し、アナログテレビ放送は終了する。
光ファイバー網が全家庭に普及。
『有人定常宇宙ステーション』が稼動開始。
次世代コンピュータの研究開発が、各企業間で加速化する。
この時点で最も研究が進んでいたのは日系のIT企業《ワイイーエス》(YES:YatsushiroElectronicsService)。
 03月17日 アイゼーア・ナージ誕生。
井澤奈美誕生。
 10月 《エクサーク》が《ワイイーエス》を買収。業界内は騒然となる。
2012年 完全埋込型の人工器官が実用化される。
最初に登場したのは感覚器官。
サイバーウェアマーケットのはじまり。
クローニングによる医療が実用化。
2013年 完全埋込型人工心臓が開発される。
 11月01日 処女受胎児として、ひとりの少女が誕生する。
後日、母・忍の手で孤児院へ。
名もない少女は、暁明星と名付けられる。
2014年 生体細胞と人工物との共存によるハイブリッド型人工内分泌臓器が開発される。
『電脳規制法(電脳手術等の規制等に関する法律)』成立。
 11月10日 綿津見恵誕生。
 11月28日 綾瀬みか誕生。
 12月22日 宮田浩介誕生。
2015年 『燃料電池』が実用化。
『月恒久有人基地』が完成。
『電脳規制法』施行。
 05月31日 一卵性双生児として篠塚真佐実&真佑実誕生。
2016年 長期連続使用可能な人工肝臓(体外肝機能補助装置)が開発される。
民間宇宙旅行(軌道上滞在型ツアー)開始。
費用が高額なため利用できるのは一部階級のみ。
 07月25日 後日、川原徹(ナブー)の元へ預けられ、朔夜(α)と名付けられる。
2017年 葵日向&夢月誕生。
2018年 完全埋込型人工腎臓が実用化される。
2020年 現在のようなコミュロボの登場。一般へ普及。
《エクサーク》の開発していた量子コンピュータが、β版の完成を迎える。
その2台の双子のコンピュータは、それぞれ、引き離されて実験されることになる。
それと同時に《エクサーク》は「量子コンピュータの開発を断念」と公式発表。
(むろん、地下に潜るための誤情報)他社は開発が難航。研究は膠着。
専門家は「2050年まで量子コンピュータは実現しないだろう」とアナウンス。
《エクサーク》の目論見どおりに事は進行する。
2021年
 12月24日
不眠に耐えかねた日向が、夢月にウサギのぬいぐるみをプレゼントする。ぬいぐるみは、『月うさ』と名付けられる。
2022年
 04月01日
アイゼーアと奈美が運命の出逢いを果たす。
奈美への募る気持ちを持て余したアイゼーアは、ハッキング技術を駆使して彼女を捜し求める。
 05月16日
  ★日本時間で13時11分
地平線下で皆既月蝕が発生。
《He》の最初の奇跡。
アイゼーアの活躍で、真佑実の命が救われる。
同時に、アイゼーアが試作型・量子コンピュータ(のちの《マルドゥーク》)の存在を知る。
密かに、篠塚拓哉の電脳を経由してバックドアを設置。
 05月25日 短期の非常勤講師を勤めていた葵光彦が、日向と夢月を初めて鏡花学園に連れてくる。
屋上の空中庭園に魅せられるふたり。
以降、頻繁に足を運ぶようになる。
 06月某日 ナブーが、試作型・量子コンピュータのうちの1台(のちの《アッシュール》)の中に、まれに意識のようなものが発生することを観測。
朔夜αが交通事故で死亡。(ナブーによって、この死は隠蔽される)
ナブー同僚である光彦の研究成果『ナノアセンブラ』を用いた計画を着想。
かくして、禁忌のボタンが押される。
 秋 拓哉の訃報が篠塚家に届く。
真佐実は《エクサーク》への復讐を誓い、同時に《He》を恨むようになる。
 11月08日
  ★日本時間で19時59分
皆既月蝕が発生。アイゼーアと奈美がネットを介して再会。
だが、これがきっかけとなり、《エクサーク》に捕捉される。
FBIによって、アイゼーア逮捕。
 11月某日 アイゼーアの初公判。
アイゼーアの供述により、検察側は証人として井澤奈美を召喚することを要求。
アイゼーアと奈美が、裁判の席で再会を果たす。
奈美の供述から、ふたりの症例は『イマジナリ・チルドレン(IC)』と名付けられる。
《エクサーク》はアイゼーアに膨大な損害賠償を請求。その代償としてアイゼーアは
知的労働によって返済することになり、《エクサーク》に身柄を拘束される。
 11月30日 《エクサーク》の調査により、アイゼーアと奈美以外にもICが大勢存在することが判明。
以来、アイゼーアと奈美は『最初のIC』と呼ばれる。
 12月10日 突如、《エクサーク》がサイバーウェアマーケットに進出。
同時に、ナノテクノロジー(超微細加工技術)を応用した医療技術の研究に着手。
最大手《ゼノン》社(ZenoAssociationforBioChemical&Drags)と熾烈な技術争いを繰り返す。
ナノテク戦争の勃発。
 12月某日 アイゼーアは密かに、ネット中の廃墟アドレス(管理が放置されているサーバ)に自分自身を構成するあらゆるデータを分割して書きこみ、ノイマン型では解けないような長大な暗号を設定。
暗号の鍵は、ロザリオ(α)型のデータスティックに記録される。
 12月25日 新たに宿った朔夜(ω)が、生命体として活動開始。
 12月26日 朔夜ωまだ存在が安定せず、まれに霧散しては別の場所で顕在化するというアクシデントが発生する。
 12月27日 朔夜ω再び、忽然と存在が見失われる。
程なくして、自宅から遠く離れた地点で日向によって発見。
だが情緒は不安定。堪りかねた日向は、夢月と同じぬいぐるみをプレゼントする。ぬいぐるみは、『ナナ』と名付けられる。
 12月29日 日向によって、夢月と朔夜ωが引き合わされる。
 12月30日 アイゼーアの手から、ロザリオ(α)が奈美の手に受け渡される。
 12月31日 原因不明の電脳事故によって、アイゼーア死亡。(だが、その死は隠蔽される)
2023年
 01月11日
奈美行方不明のアイゼーアを捜し求め、《エクサーク》の施設を脱走。
 01月某日 奈美少年の技術を身につけ、いつしかエレシュキガルを名乗るようになる。
《エクサーク》がナノオーダー(10^−9=10億分の1サイズ)のアクチュエータ(駆動装置)を発表。
バイオナノマシンが実現可能に。
まったく同様の研究をしていた《ゼノン》社は大きくリードされ、大打撃を受ける。
以降、《ゼノン》はシェアを奪われ続ける。
ナノテク戦争は1年たらずで終了。
2024年 《エクサーク》が《ゼノン》を吸収合併。
2025年 《エクサーク》が、サイバーウェアの最大の問題点であった副作用を抑制する技術を発表。
秘密裏に、試作型・量子コンピュータの試験運用が開始。
一般のネットワークに接続される。
呼応するように、各地のアイゼーアの断片化データが活性化。
《彼》がネットゴーストとして漂い始める。
(ただし、まだ自意識のない不完全な状態で)自己修復開始。
この時期を境に、《He》の都市伝説が、世界中でささやかれるようになる。
 05月01日 エレシュキガルの耳に、《He》の噂が舞いこんでくる。
これより、《He》探求が彼女の生きる目的となる。
 10月20日 綿津見海治『多層世界仮説』を提唱。
だが、あまりに風変わりな説であったために学会からは爪弾きにあう。
2027年
 04月19日
アヌのハンドルを名乗るようになった弥生が、暗号を埋めこんだ簡易的なコミュニケーションツールを公開。
 08月29日 暗号を解き明かし、出雲がアヌの前へ姿を現す。
連日連夜、語り合うふたり。
アヌにならって、出雲はエンリルを名乗る。
 08月31日 海治誰からも自説が認められないまま、失意のうちに病死。
 09月15日 恵が暗号を解読し、アヌとエンリルのところへ。
恵はエアをハンドルにする。
 10月某日 アヌ、エンリル、エアの3人によって、エレシュキガルが、原初の《バビロン》に訪れる。
彼女は直接制作には関与しなかったが、導師として3人にアドバイスを与えてくれる。
エレシュキガル人工無能を基礎とした『妖精プログラム』を組み上げ、こっそりと《バビロン》に書き加える。
この妖精は、ときおり人々の前へ現れては助言や神託を与える役割を担う。
(レムαの誕生)
その他の神々も次々にやってくる。
ナブー、五十嵐鋼作(ネルガル)、それから……暁明星。
アヌ、エンリル、エア、エレシュキガル、ナブー、ネルガル、明星の7名は、《アヌンナキ》というチームを結成し、《バビロン》の本格的な創世に着手する。
アヌ、エンリル、エアは《三貴神》を名乗る。
《バビロン》の影響なのか、バラバラとなっているアイゼーアのゴーストが、ますます活性化していく。
《He》の遭遇例が、さらに増加する。
2028年
 02月某日
明星エレシュキガルにならってイシュタル(α)を名乗る。
エンリルエレシュキガルとイシュタルαに対抗するかのように、双眸をサイバー化する。
まもなくエンリルは身体中を義体化していく。
 03月某日 真佐実が《He》の伝説を耳にする。
やがて、対抗意識を燃やすようにコンピュータを学び始める。
 04月 日向と夢月私立の小学校へ転入。
環境の変化に馴染めない夢月。
徐々に、サイバースペースに逃避していく。
順風満帆だった《バビロン》に暗雲が立ちこめ始める。
拡大していくシステムと増大していくアクセスに、資金やインフラが追いつかなくなっていく……。
 12月02日 夢月が《バビロン》をレムのハンドルで開始する。
2029年
 01月01日
  ★日本時間で01時50分
皆既月蝕が発生。夢月とエンリル運命の出会い。
エンリルによって、夢月が《アヌンナキ》の一部のメンバーに引き合わされる。
 04月03日 日向、夢月、朔夜ω鏡花学園中等部へ進学。
憧れていた鏡花学園での生活も、夢月の心を癒せない。
 04月某日 サイバーウェアマーケットが、数兆円の規模にまで膨れあがる。
《エクサーク》が、企業信用調査会社D&D(Dyne&Dawnstreet)社による格付けで最高ランクの「5A−1」と評価される。
 04月28日 夢月が『妖精プログラム』を発見する。
 05月28日 《バビロン》内にアラシ行為が目立つようになる。
 06月01日 某商用プロバイダから《バビロン》へ停止要請。
 06月04日 夢月自動巡回する攻性プログラムを作成する。(のちに改良され、コードブレイカー・ヌルに搭載される)
功績を認められ、夢月は正式に《アヌンナキ》に参加。
夢月は新たにアカウントを作成し、シャドウをレムからシンに乗り換える。
レムは妖精プログラムにデータを移され、野に解き放たれる。(レムωの誕生。ただし誕生日は03月17日と設定される)
エレシュキガルからイシュタルαへ、ロザリオαが託される。
 07月01日 《エクサーク》が、社への従属と引き替えに、《バビロン》のスポンサーとして名乗りをあげる。
後日、《アヌンナキ》はそれを承諾する。
 07月07日 《エクサーク》によって、《バビロン》に大量の資本が投入。
 07月10日 エレシュキガルが《バビロン》を去る。
去り際、レムωを発見。
改良されたωプログラムの素晴らしさに感動しつつ、置き土産に、自身のレムαのデータをωと融合させる。
 08月08日 《エクサーク》によるプロモーションの甲斐あって、《バビロン》のユーザ数が爆発的に増大する。
 09月24日 《バビロン》の莫大なアクセスを処理するために、《エクサーク》から試作型・量子コンピュータ
《マルドゥーク》が貸し与えられる。
東京都庁舎の地下4階が、《マルドゥーク》のサーバルーム兼ラボとして《アヌンナキ》に提供される。
シャマシュ(光彦)が外部スタッフとして《バビロン》運営に短期間だけ参加。
ただし、メンバーとのリアルでの対面は行われず。
 09月30日 イシュタルαによるICの教育開始。
タンムーズやニンギルスらが見出される。
 10月01日 エンリル《エクサーク》の最深部へクラック。
真実を知る。
 10月22日 夢月《マルドゥーク》のAIの育成担当に。
 11月13日 《マルドゥーク》が自分と対等の存在を捜し始める。
同じ頃、ある怪メールが横行するようになる。
『キミハ、ドコニイルノ?ワタシハ、ココニイルヨ!』
 12月19日 エンリルがロザリオ(ω)型のデータスティックを作る。
 12月21日
  ★日本時間で07時40分
皆既月蝕が発生。エンリルとイシュタルαが衝突。
夢月はエンリルに力を貸し、ロザリオαをクラックする。
奪取したデータは、ロザリオωへ記録される。
ロザリオωはコピーが作られ、一方は夢月に贈られる。
2030年 《エクサーク》突然の《バビロン》撤退。
大きな混乱に見舞われる。
ナブー《マルドゥーク》を断片化。
夢月はロザリオωの力を使って《マルドゥーク》の意識をノイマン型に待避するが、半分眠り半分起きているような状態に。
《バビロン》はエンリルの起こした洪水によって浄化され、エリアを狭めていく
《エクサーク》撤退の影響で、《バビロン》のユーザ離れが顕著になる。
《アヌンナキ》のメンバーが、次々と《バビロン》を去っていく。
エア、イシュタルα、ナブー、ネルガル……。
ついに、アヌが《バビロン》から姿を消す。
残ったのは、エンリルと夢月のみ。
《アヌンナキ》崩壊。
有志によって《イードク》結成。
《バビロン》の運営と維持が移行される。
 07月11日 エンリルの決意。
密かに、《イードク》の内部に《コード》を組織し、テロの準備を進める。
東京都庁舎地下4階は《コード》の司令本部となり、《コア》と命名される。
 07月15日 夢月エンリルの要請で《アイオー》の開発に着手。
 08月某日 《エクサーク》がサイバーウェア業界における独占疑惑で起訴される。
米・司法省による独占禁止法訴訟。
以降、3年の長きにわたって法廷論争が繰り広げられる。
 09月12日 《アイオー》の構築完了。
《マルドゥーク》再起動。
ただし、AIは依然として半分まどろみ続ける。
 09月16日 《アイオー》システム始動。
《バビロン》の容量問題が浮上。
 10月04日 夢月《エニグマ》構想を着想。
《エニグマ》完成。
夢月とレムω再会。
この頃には、レムのファンクラブ《ドロー》が自然発生的に結成されている。
 12月18日 夢月の決意。
もしもの時のために、日向へ向けて手がかりを残す。
夢月葵家を立つ。
自室に、月うさを残して……。
夢月《エニグマ》へ入水。
2031年 冥界の婚礼。
ネルガルとエレシュキガルが契約結婚を交わす。
イシュタルα単身で《クリミナル》設立。
密かに、エレシュキガルがそれをバックアップ。
イシュタルαとマグダレーン(みか)が出会う。
イシュタルαによって、アンドラス撃退。
アンドラスサイバーフォースに捕らえられる。
みか《クリミナル》に参加。
浩介《クリミナル》に強制参加。
ハンドルはエクエスを名乗る。
 04月26日 エアエンリルによって殺害。
 05月某日 エル(真佐実)とアル(真佑実)《エクサーク》のサーバへクラッキング。
2度目のクラックの際、《クリミナル》によって捕らえられる。
篠塚ダブル《クリミナル》に参加。
弥生《エクサーク》からの招きにより、鏡花学園高等部の校医として赴任。
2032年 朔夜から日向へサボテンの鉢がプレゼントされる。
日向と朔夜ω鏡花学園高等部へ進学。
★日本時間で00時12分 皆既月蝕が発生。【第1月蝕】
日向と上層意識が重なる。
イシュタルαと上層意識が重なる。
Route:A&B ノーマルシーケンスで開始。
サイバースペースと夢月の夢が重なる
《アッシュール》《マルドゥーク》を襲撃。
《He》が捨て身で護る。
《アッシュール》の攻撃で《He》は傷つき、修復しかかっていたデータは、再びバラバラの断片となってネット中にばらまかれる。
コンピュータ機器の異常動作発生。
日向へ謎のメール。(レムωから)
イシュタルαへ謎のメール。(レムαから)
 05月09日 鏡花学園生徒を中心とした集団自殺事件。
吉田による白昼の銃撃騒動。
 05月10日 鏡花学園閉鎖。
日向に麻薬売人容疑がかかる。
《エクサーク》日本支社にて、《コード》によるテロ発生。《コード》と《クリミナル》が衝突。
イシュタルαから真佑実へロザリオαが授けられる。
真佑実によって《He》が召喚されるが、暴走する結果に。
(ロザリオαとの接触によって、《He》は再び活性化していく)
この頃より、リアルスペースとサイバースペースとが、徐々に重なり合っていく……。
Route:E マルチシーケンスで開始。
光彦死亡。
《クリミナル》真佑実を除き全員死亡。
(真佑実も左目を負傷)
朔夜とナブー人知れずセンターから脱出。
パズルを解き明かした日向が、空中庭園に辿り着く。
エンリルによって、日向は致命傷を負う。
間一髪のところを、かけつけたサイバーフォースが救出。
だが、日向は半死半生の重体に。
《クリミナル》の家族《コード》によって惨殺。
(宮田政行のみ、生き残る)
日向と真佑実の義体化手術が行われ、ふたりとも一命を取りとめる。
 06月02日 真佑実の意識が戻る。
 06月22日 日向の意識が戻る。
 06月23日 日向の意識が、《He》の意識と重なり合う。
真佑実の意識が、イシュタルαの意識と重なり合い、イシュタルωとなる。
Route:B´ ノーマルシーケンスで開始。
 07月23日 《He》《コード》の拠点を襲撃。
その後、《コード》と戦いつつも、ネット中のSOSに救世主として応え、サイバースペースを駆けめぐる。
同時に、自身のデータの断片と接触することになり、自己修復が行われていく。
 09月19日 イシュタルωイシュタルαのヌルから過去転移の事実を知らされる。記憶修復開始。
 09月26日 イシュタルω記憶修復ほぼ完了。
 10月18日 イシュタルωの推理。『Xポイント』を算出。
《He》ロザリオαに導かれてイシュタルωの元へ。
 10月19日 未明。《He》とイシュタルω合流。
  ★日本時間で04時01分 皆既月蝕が発生。【第2月蝕】
《コード》による、都庁への大規模テロ開始。
《He》エンリルとの決闘を繰り広げる。
《He》とイシュタルω夢月の夢の中へ。
前代未聞のハッキング開始――――。
《He》らの活躍によって、夢月が目を覚ます。
《アイオー》システム停止。
シャドウ・ヌルはリセットされ、眠りにつく。
テロ鎮圧。
エンリルは行方知れずに。
エレシュキガルが夢月の代わりに《エニグマ》へ。
《アイオー》システム再起動。
シャドウ・ヌルが活動を再開。
Route:C´&D´ リバースシーケンスで開始。
イシュタルω新生《コード》のリーダに。
アヌ新生《アヌンナキ》設立。
腐敗した《バビロン》の再建を図る。
 10月31日 ネルガルサイバーフォースによって逮捕。
《コード》ロザリオαを解析。
 11月 エクサバイト・クリスタルから、《クリミナル》が解放される。
2033年
 初春
メガ・ジオフロント・プロジェクト(大深度地下都市計画)が本格始動。
完成目標は2050年。
 03月10日 鏡花学園再開。(経営陣は一新)
弥生も復職。
 03月25日 真佑実鏡花学園で光彦の研究ノート発見。
 03月26日 《コード》の作戦会議。最終決戦の宣言。
 04月10日 弥生に匿ってもらっていた日向と夢月が生家へ帰還。
Route:A´ ノーマルシーケンスで開始。
日向朔夜の行方不明を知る。捜索を決意。
 04月12日 出雲国際指名手配。
 04月14日 弥生《エクサーク》の実働部隊に狙われる。
間一髪を宮田が救出。
 04月15日
  ★日本時間で04時11分
皆既月蝕が発生。【第3月蝕】
《コード》《エクサーク》日本支社を襲撃。
それに呼応して、世界中のテロリストが《エクサーク》を攻撃。
日向朔夜救出のために、《エクサーク》日本支社潜入。
これ以降、因果律によって未来は分岐する……。
ある歴史では ・《He》と量子コンピュータ、およびロザリオα&ωが相互接続。《He》が完全に覚醒する。
・量子コンピュータが停止し、シャドウ・ヌルは消滅する。
・朔夜は依然行方不明。
・真佑実は日向と供に歩み出す。
・夢月や2台の量子コンピュータと光彦らの協力によって、朔夜救出に成功する。
・日向と朔夜が結ばれる。
・量子コンピュータは存続する。
・夢月は……?
・《He》およびイシュタルωと上層意識が重なり、まったく違う過去がつづられる。
・夢月死亡。
・ナブーの計画が完遂され、既存世界の概念が崩壊する。
・過去転移発生。
Route:C&D リバースシーケンスで開始。
・ナブーの計画が遂行される。
・2台の量子コンピュータとナノアセンブラの接触によって、因果がまったく異なる軸に向かって進み始める。
Route:E´ イマジナリシーケンスで開始。
《エクサーク》グループ解体。
 10月08日
  ★日本時間で19時54分
皆既月蝕が発生。【第4月蝕】
そして、それぞれの未来へ……。
きみは、どこにいるの?
わたしは、ここにいるよ。