多くのベンチマークツールはグラフィック機能を測定するだけなのでそういったツールのベンチは割愛します。
- Windows7のエクスペリエンスインデックス
- HP 8440pの出荷時スペック
- HP 8440pのパーツ交換後
CPUとGPUは同じままなので当然そのスコアは反映されません。
メモリはシングルチャンネルで5.5、デュアルチャンネルで6.7と妥当な上昇。
起動ドライブは、元の7200rpmHDDで5.9、SSDで7.3と、SSDがかなり高いスコアを出しました。
- HD bench ve3.40b6
- HP 8440pの出荷時スペック
- HP 8440pのパーツ交換後
メモリは、Readでシングルとデュアルの違いがほとんど出ません。
WriteとRead&Writeはシングルチャンネルとデュアルチャンネルの違いがはっきりと出ますが、思ったほどのスコアの伸びが見られません。
起動ドライブは、SSDのWriteでかなり低いスコアを出します。一応、公称値は275M/sなので、公称値の1/5〜1/4の値しか出ていません。
Readも公称値の半分ぐらいの速度しかありません。
良かったのはRandomReadぐらいでした。
- Crystal Mark ver0.9.117
- HP 8440pの出荷時スペック
- HP 8440pのパーツ交換後
メモリはシングルチャンネルとデュアルチャンネルでの違いは出るものの、スコアの伸びがさほど…という感じです。
Intel系チップセットの限界?
起動ドライブはこのベンチの測定方法がベンチマークと相性がいいのか良好なスコアを出します。
ただ、気になるのはGPUの能力は変わりが無いのにGDIのスコアが落ちています。
原因はSSDでしょうか……
- CrystalDiskMark ver3.0.1
- HP 8440pの出荷時スペック
- HP 8440pのパーツ交換後
※デフォルト(ランダム)
※0x00
※0xFF
出荷時のHDDは7200rpmのため、HDDとしては良好な転送速度です。
SSDの方は、デフォルトのランダムで測定するとシーケンシャルの書き込み速度が極端に遅いです。
やはり公称値の1/5ぐらいの速度しかありません。
CrystalDiskMarkの測定方法を変えてデフォルトのランダムから「0x00」「0xFF」に変更して測定するとスコアは伸びます。
これは、このSSDの採用しているSandforce「SF-1200」コントローラが原因しているようです。
公称値は高いですが、最大パフォーマンスで書かれた公称値なので実用途には向かないようですね。
実用途だとHDBenchぐらいの速度なので、SSDが速い…というイメージが完全に崩れ去りました。
メリットとすればWindows7の土俵でSSDのTrimコマンドがある影響で寿命が長い……という程度でしょうか……
まあ、Readは速いので、Windowsの起動は速くなりますけどね。
|
|
|